消臭ブルーダイヤは、「消臭」と言うだけあって柔軟剤の香りも消してしまうのでしょうか?
消臭ブルーダイヤの特長
● ニオイも汚れも消臭洗浄
たんぱく汚れやシミといった、ニオイの元の汚れをしっかり除去!
● 酸素系漂白剤配合
衣類に染み付いたニオイもしっかり分解してくれます。
● まとめ洗い・冷水にも強い
柔軟剤の香りがつかないって本当?
このように消臭ブルーダイヤは、ニオイを除去するのに特化した粉末洗剤と言う事が分かります。
柔軟剤の香りがつく仕組み
柔軟剤の主成分は、界面活性剤です。
界面活性剤の分子は、
● 水になじみやすい「親水基」
● 油になじみやすい「親油基」
の二つの部分を併せ持っています。
※画像の濃い青色が「親水基」、黄色の部分が「親油基」です。
洗濯された衣類は水にぬれ、「親水基」の部分が衣類の水分子に結合し、乾燥すると「親油基」の部分が外側に綺麗に並びます。
柔軟剤の成分が衣類の表面をコーティングすることにより、香りを付けているのです。
消臭ブルーダイヤがニオイを消す仕組み
消臭ブルーダイヤの性質は、
皮脂・食べこぼしなど衣類につく多くの汚れの性質は
このように洗剤にも、汚れにも特性があり、違う性質のものとかけ合わせて中和させることで、汚れを落とす仕組みになっています。
アルカリ性の汚れには、酸性の洗剤を使うと効果的!
それぞれの特性を見極めて「汚れを中和」させる事で、汚れは落としやすくなるという訳です。
つまり消臭ブルーダイヤは、
柔軟剤は、
と言う仕組みになっています。
大切なのはタイミング!
このように柔軟剤を入れるタイミングを間違うと、洗剤によって洗い流されてしまいます。
洗濯の洗いの段階で入れてしまうと
と言う恐れがあります。
柔軟剤を入れるベストタイミングは、最後のすすぎの段階です!
2回の場合は、2回目のタイミングで入れるのがポイントです。
柔軟剤の香りを付けるポイントは?
1.洗濯物の量に注意!
量が多すぎると、
● 繊維に満遍なく柔軟剤成分が行きわたらない
● 汚れが落ちない
と言った事が原因となり、香りがしっかり残りません。
2.脱水時間は短くが基本!
脱水をかけすぎると、水分がしっかり飛ぶ反面、柔軟剤の効果を落としてしまいます。
● 香り成分まで飛ばしてしまう
と言うデメリットもありますので、脱水のし過ぎには注意しましょう。
3.直射日光に当てすぎないで!
香りをしっかり残したいのであれば、
● 部屋干し
など干す場所を変えたり、衣類が乾いた段階で早めに取り込むのもいいかもしれません。
4.洗濯槽は綺麗に!
洗濯槽の内部には、流しきれなかった汚れカスや、余分な洗剤カスが付着しています。
これらが衣類に付着する事で、嫌なニオイの原因となったり、柔軟剤の香りの邪魔となってしまいます。
その場合、まずは一度専門業者に依頼して、綺麗に掃除してもらいましょう。
まとめ
今回「洗濯粉洗剤消臭ブルーダイヤで洗うと柔軟剤の香りがつかない?」についてご紹介しましたが、消臭ブルーダイヤの影響で香りがつかないのではなく、柔軟剤を入れるタイミングや、洗い方・干し方によって香りがつかない事があるというのがお分かりいただけたと思います。



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