洗濯洗剤さらさは、赤ちゃんにオススメの洗剤として販売されている商品です。

ではそんな洗濯洗剤さらさで、赤ちゃんと大人の衣類は分けて洗濯するべきなのでしょうか?

また分けるとなると、いつまで分けて洗わなければならないのでしょうか?
今回はその辺りにスポットを当ててご紹介したいと思います。
赤ちゃんと大人の衣類の汚れの違い
ではそもそも赤ちゃんと大人の衣類につく汚れにはどんな違いがあるのでしょうか?
赤ちゃんの汚れの特長
赤ちゃんの汚れは
● うんち・おしっこ漏れ
● ミルクの吐き戻し
● 離乳食食べこぼし
● 砂・泥汚れ
など成長段階によって変化は出てきます。

特に乳児期のうんち・おしっこ漏れや、吐き戻し・食べこぼし汚れは、一度手洗いをしなければなかなか落ちない汚れです。

また泥汚れも正しい洗い方をしなければ、シミになってしまう厄介な汚れでもあります。
大人の汚れの特長
大人の衣類の汚れには

● 体から出る汚れ
● 外からついてしまう汚れ
この二つに分けられます。
体から出る汚れには

● 皮脂・汗汚れ
外からついてしまう汚れには、

● チリ・ホコリ・花粉
● 食べ物の汚れ
● 排気ガス
など様々です。
大人の衣類の汚れは、

それらの汚れが複合して付いていたり、時間が経過してしまうという大きな特徴があります。
そのため、洗浄力の強いものでなければ簡単に落とす事ができないと言う点がとても重要になってきます。
それぞれに合った洗剤は?
そんな様々な汚れには、どんな洗剤が適しているのでしょうか?
赤ちゃんの汚れにオススメの洗剤

何より求められるのが「肌に優しい」と言う事、そして「洗浄力」ではないでしょうか。
赤ちゃん汚れに対する洗浄力は、成長段階によって変わってきます。

また、洗い方や不必要な成分と言う点にも気を付けて洗わなければなりません。
● 洗浄力
吐き戻しや食べこぼしなど、たんぱく質を含む汚れは、

弱酸性の粉末洗剤や石けん・重曹など洗浄力が高いものを選ぶ必要があります。
赤ちゃんからでる汗や皮脂汚れは、時期によってはひどい汚れではない場合もあります。

そういった汚れには、中性洗剤の様な洗浄力の穏やかな洗剤でも効果的です。
● 洗い方
先述したように赤ちゃん汚れに多い「たんぱく質を含む汚れ」は、簡単には落ちにくい汚れでもあります。

その為、「手洗いをする」「漂白剤を使う」「直接塗る」「つけ置きする」といったひと手間を加える必要があります。
● 不必要な成分
赤ちゃん衣類は、身に着けるだけでなく、口に入れてしまうという点を頭に入れておかなければなりません。

「蛍光増白剤」「香料」「柔軟剤」これらの成分は、衣類に残留させることで効果を得ています。
その為赤ちゃん用洗剤には、できるだけ無添加のものを選びましょう。
大人の汚れにオススメの洗剤

大人の汚れを落とすために最も重要なのは「洗浄力」です!
大人の衣類に付く汚れは、界面活性剤の力だけでは簡単に落ちないものが多いのも特徴です。
その為、配合されている成分に、

洗浄力にプラスα効果があるかチェックしましょう!
● 洗浄力
衣類につく汚れの多くは酸性汚れです。

それらの酸性汚れを落とすには、弱アルカリ性の洗剤が効果的です。

中性洗剤でも、酵素や重曹、クエン酸・漂白剤など様々な添加物の力を借りて洗浄力をアップさせています。
● 配合成分
また、洗浄力をさらに上げるための添加物が配合されている事もポイントです。
「蛍光増白剤」・・・衣類を白く洗い上げる
「漂白剤」・・・カビ・ニオイ菌対策
「柔軟剤」・・・柔らかな着心地や香りをつける

など、衣類をよりきれいに洗い上げたり、より良い着心地を実現するためには、こういった添加物がどうしても必要不可欠です。
大人と赤ちゃんの衣類は分けたほうがいいの?
ここまでご説明したように、大人と赤ちゃんでは汚れの種類や度合いが違うのが特徴です。
そのため重要辞するポイント

● 「洗浄力」なのか
● 「肌に優しい」事なのか
と言ったそもそもの目的自体が大きく違うのです。

つまり、大人と赤ちゃんの衣類は、分けて洗った方が効果的であると言えます。
しかし、

● 手間がかかる
● 経済的でない
と言ったデメリットもあります。

そもそも赤ちゃんのお世話で大変なのに、衣類を仕分けするのは大変ですよね。

その場合、それぞれの目的に合わせて、洗い方や洗剤を選ぶといいでしょう。
洗浄力を重視する方

洗浄力を重視する方は、粉末洗剤の様な弱アルカリ性の洗濯洗剤を選びましょう。
その上で、
● すすぎをしっかり行う
● 詰め込み洗いをしない
● 残留させて効果を得る成分が無添加のものを選ぶ
と言った工夫をして対応します。

そうすれば洗浄力をキープしながら、肌へのダメージを少しでも減らせるかもしれません。
優しさを重視する方
肌への優しさを重視する方は
● 中性洗剤や石けん
● できる限り無添加のもの
これらをチョイスし洗うといいでしょう。

石けんであれば、弱アルカリ性の性質から洗浄力を保ちつつ、肌へのダメージを抑えることができます。
しかし、使い方が難しく、温度や水の量を間違うと
● 石けんカスがでる
● ニオイ・カビの原因になる
● 洗浄力がなくなる

と言ったデメリットがあるので、使う際は注意が必要です。
また洗い方も
● 汚れのひどいものはつけ置き・直接塗布する
● 予備の手洗いをする
● 詰め込み洗いをしない
● すすぎをしっかり行う

と言った対策をしっかり行う事で、汚れやニオイに対応していきましょう。
大人の衣類と分けて洗うのはいつまで?

ではいつまで大人の衣類と分けて洗う必要があるのでしょうか?
絶対に分けるべきポイント

基本的に、一緒に洗っても構いませんが、絶対に分けたほうがいいものがあります。

それは、新生児に着せる産着や、初めて着せる新品の衣類です。

新品の衣類には、製造過程で付着した薬剤や、風合いをよくするためにノリが付いていることがあります。
そのため、初めて赤ちゃんに着せる産着を一度洗う事で
● 薬剤を洗い流す
● 吸水性や着心地をアップさせる
と言った効果があります。

しかし、その初めの洗濯を大人の衣類と一緒にしてしまうと、逆に大人の汚れや化学物質が衣類移りしてしまう可能性があります。
また、大人の新品の衣類には「ホルムアルデヒド」などの化学物質が付着しており、赤ちゃんへの影響が懸念されます。

その為、大人の衣類も赤ちゃんの衣類も、新品のものを洗う際は、できるだけ別々に洗うよう心がけましょう。
分ける期間は?

基本的に、衣類を分けて洗う期間は決まっていません。
その為、ネットなどで調査してみても
「一歳を過ぎるまでは別々にしてた」
「生後1か月の新生児期を過ぎるまで」
など人によって様々です。

後は、アトピーや敏感肌と言った、赤ちゃんが特別に洗剤の成分などで影響が出てしまうという方は、分けて洗う期間をしっかり区切るといいかもしれませんね。
洗濯洗剤さらさはいつからいつまで使える?

では洗濯洗剤さらさは、いつからいつまで使える商品なのでしょうか?
洗濯洗剤さらさの特長
● 液性は「中性」
洗浄力は穏やかで、粉末洗剤の様な洗浄力の高さはありません。

反面、肌や衣類に与えるダメージが少ないのがメリットです。
● 酵素・クエン酸配合
洗浄効果を高める水軟化剤としてクエン酸を配合。

酵素の力が界面活性剤の作用を助け、洗浄力を高めます。
● 蛍光増白剤・漂白剤・着色料が無添加

白さを出す・消臭と言った効果のある成分は、配合されていません。
● 皮膚科医監修肌テスト済み

しかしすべての方に対して影響がないわけではありませんので、注意が必要です。
どちらの汚れにも対応できる?

ではそんな洗濯洗剤さらさは、赤ちゃん衣類に付く汚れと、大人の衣類に付く汚れ、どちらにもこの洗濯洗剤さらさは対応しているのでしょうか?
基本的に、赤ちゃん用に開発された洗剤ですので、赤ちゃんの衣類に付く汚れにはある程度対応しています。
しかし赤ちゃんの汚れでも、
● 時間の経過した汚れ
●複合して付いてしまった汚れ

などを落とすのは、洗浄力が穏やかな分、なかなか難しいかもしれません。
● 洗う前に手洗いをする
● 漂白剤でつけおきし、しっかりすすぐ

などの対策を行う必要があると言えるでしょう。

また大人の衣類に付く汚れも、場合によっては洗濯洗剤さらさだけで落とすのは難しいかもしれません。
● 夏場汗をよくかく時期
● 時間の経過した汚れ
● 詰め込み洗いをしない
● 漂白剤を使う

と言った時期や洗い方・汚れの種類によって対策を変え、分けて洗うほうが効果的な場合があると言えるでしょう。
まとめ
今回「洗濯洗剤さらさで赤ちゃんと大人の衣類と分けて洗うのはいつまで?」についてご紹介しましたが、基本的に分けて洗わなければならないという訳ではないと言う事がお分かりいただけたと思います。

しかし、分けて洗ったほうが効果的な汚れや時期、産着などの特定の衣類がある事もあります。

赤ちゃんの肌の様子や、一緒に洗う大人の衣類の汚れをしっかり把握して、洗濯洗剤さらさをうまく使いこなしてみてくださいね。



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