赤ちゃん用として販売されている洗濯洗剤さらさですが、大人の衣類にも使える商品なのでしょうか?
赤ちゃん用洗剤の特長
最近では、赤ちゃん用洗剤として様々な種類の洗剤が販売されていますが、それらにはどんな特徴があるのでしょうか?
肌への影響を最小限に
その為、刺激の強い成分を使用した商品によっては、トラブルを起こしてしまう可能性があります。
それらの事を考慮し、赤ちゃん用洗剤には
● 余分な添加物が配合されていない
といった点に配慮されています。
また商品によっては
● 竹炭など界面活性剤を使わない製品
など、様々な特徴があります。
また一般的な洗剤は、様々な添加物が配合されることにより
● 洗浄力を上げる
● 除菌・消臭効果
● 衣類を柔らかく仕上げる
● 香りを楽しむ
と言った付加価値を付ける事で、いかに綺麗に・心地よく洗濯ができるかと言う事を重要視しています。
その分、赤ちゃん用の衣類に安心して使えるように
● 酵素の力
● 作用が穏やかなクエン酸の力
● 少量なら口にしても安全な重曹の力
界面活性剤の種類
また洗剤と言うとよく問題視されるのが「界面活性剤」についてです。
界面活性剤とは・・・
そんな界面活性剤は、家庭用品品質表示法で
● 「石けん」
● 「石けんでないもの(合成界面活性剤)」
の二つに分類しています。
1.石けん
固形・液体・粉末など様々な形で販売されています。
● 性質は「弱アルカリ性」
● 洗浄力が非常に高い
● 肌や環境にやさしい
と言った赤ちゃん用には嬉しい特徴があります。
反面、
● 冷水に溶けにくい
● ミネラル分の多い水に弱い
● 一定の濃度を下回ると汚れを落とせなくなる
2.石けんでないもの合成洗剤(合成界面活性剤)
● 合成洗剤の主成分・・・合成界面活性剤プラス様々な添加物
その為、赤ちゃん用として使用するのを控えているという方も多くいます。
それらの影響は個人差がありますので、普段通り使っても異常のない方もいれば、トラブルを起こしてしまう方もいます。
特に肌の敏感な赤ちゃんには、使い始めだけでなく、
● すすぎを念入りに行う
など対策をし使用することをオススメします。
大人の衣類の汚れの特長
ではそもそも大人の衣類につく汚れには、どんな特徴があるのでしょうか?
大人の衣類の汚れの種類
1.油性汚れ
油性汚れは、動物の油脂や植物油・鉱物性の油分などが主な成分です。
● 人から分泌される皮脂
● 排気ガス
● 食べこぼし
などが原因でついてしまいます。
2.水溶性汚れ
水溶性汚れは、水に溶けやすい汚れの事を指します。
● 果汁
● 汗汚れ
● 砂糖・食塩
などが原因でついてしまう汚れになります。
● 虫食いやカビ・黒ずみ
● 乾燥・過熱により落としにくいシミ
と言った問題が出てくるので、正しい落とし方で素早く汚れを落とす事が重要です。
3.不溶性汚れ
不溶性汚れは、
● 砂
● ホコリ
● スス
● 鉄粉
● 墨汁
など、固形物が繊維に付着する事ででる汚れです。
その上、繊維の奥に粒子となって入り込んでしまい、簡単に落とすことができず、落ちにくいシミにになってしまうのです。
4.特殊汚れ
主に食べ物のデンプン・血液のたんぱく質が原因の汚れです。
大人の汚れに向いている洗剤は?!
基本的に、汚れはそれ単体でついているのではなく、先述したいくつかの汚れの種類がいくつも複合してついています。
洗浄力
基本的に
● 主に液体洗剤の液性である「中性」の洗剤の洗浄力は弱い
● 粉末洗剤の様な「弱アルカリ性」の洗剤は洗浄力が高い
とされています。
また、様々な種類の汚れがあると言う事は、様々な落とし方が必要になると言う事でもあります。
また、
● 直接塗る
● つけおきする
添加物で洗浄力・着心地アップ!
その為、大人の汚れを落とすには、様々な効果が期待できる添加物が必要になってきます。
例えば、
● 衣類を白く洗い上げる蛍光増白剤が配合されたもの
● カビ・ニオイ菌対策に漂白剤が配合されたもの
● 汚れが再付着しないような防止剤が配合されたもの
● ニオイ吸着効果のある成分が配合されたもの
● 柔らかな着心地のために柔軟成分が配合されたもの
などなど、各社それぞれの強みを出した商品が数多くあります。
さらさは大人の衣類の汚れにも使える?
さらさの特長から、しっかり対応した商品かどうか検証してみましょう!
さらさの特長
● 洗濯洗剤さらさの液性は「中性」
● 酵素・クエン酸配合で洗浄力アップ
●蛍光増白剤・漂白剤・着色料が無添加
大人の衣類の汚れにも対応してる?!
一番気になる洗浄力はどうでしょう?
またクエン酸が配合されているので、
● 汚れ落としに邪魔な成分を取り除いてくれる
これらの事から、大人の衣類の汚れのように落としにくい物でも、早い段階で正しく洗濯できれば対応できるように工夫されています。
しかし、
● 夏場汗をかきやすい時期の衣類
など、汚れが蓄積しやすい衣類はあまり向いていないかもしれません。
しかし、蛍光増白剤・漂白剤が配合されていませんので、
● Tシャツやワイシャツ
といった白さをキープしたい衣類を洗うには不向きかもしれません。
また漂白剤も無配合なので、
● 色柄物の色をはっきり出したい
といった衣類にもあまり向いていないと言えるでしょう。
これらの事から、
● 白さを出したい場合には不向き
と言えるのではないでしょうか。
基本的に普段の汚れならすぐに洗濯すれば、しっかり落とせるような工夫がされています。
ただし、
● 時間のたった汚れ
● 白さを出したい衣類
には向いていないかもしれませんね。
まとめ
今回「赤ちゃん用洗濯洗剤さらさは大人の衣類にも使えるの?」についてご紹介しましたが、基本的に軽い汚れであればきちんと落とせる商品だと言えます。


