洗濯洗剤さらさは、子供や家族にやさしい洗剤というイメージのあるこの洗剤ですが、実際はどうなのでしょうか。
洗濯洗剤さらさとは?
● 高活性オーガニック酵素配合
自然由来の洗浄補助成分を配合し、衣類本来の白さに洗い上げてくれます。
● 蛍光剤・漂白剤・着色料が無添加
洗浄力はそのまま、肌に優しく洗い上げます。
● 肌テスト済み
皮膚科の先生監修のもとに肌テストをしていると書かれています。
● すすぎ1回OK
つけ置きなし・すすぎ1回で洗い残しもありません。
赤ちゃんの肌に合う洗濯洗剤ってどんなもの?
いくつかチェックすべきポイントがありますので、そこからご紹介しましょう。
界面活性剤
まずは一番気になるのは「界面活性剤」ではないでしょうか?
● 石けん
動物や植物の油と強アルカリを加熱する事で、化学反応を起こし作られます。
洗浄力が高く、環境や肌に優しいのが特徴ですが、価格が割高で使い方が難しく、せっけんカスが衣類や洗濯槽に残ってしまうデメリットがあります。
● 石けんでないもの
石油や植物油を原材料とした合成界面活性剤を主成分とし、化学的に合成されたものを指します。
低価格で使いやすく、安定した洗浄力が特徴です。反面、環境や肌に影響を及ぼす可能性が少なからず確認されているのが大きなデメリットです。
そのため、界面活性剤の種類によっては、
● 自然に分解されずに環境に悪影響を及ぼすもの
● 衣類に洗剤残りがある事で、肌から浸透してしまう恐れのあるもの
● 毒性のあるもの
などの危険性が少なからずあるのです。
しかし現在販売されている洗濯洗剤に使用されているものの多くは、通常使用する条件よりもはるかに厳しい方法で検証されているので
● 使用上の注意
● 用法用量
これらをしっかり守る事で、トラブルを避けることができます。
植物由来・天然系素材使用と言っても、結局は化学合成し、危険な物質になる可能性もあります。
逆に石油が原料だとしても、人の健康に重大な影響を及ぼすリスクは極めて低いと報告されている物質もあります。
蛍光増白剤
つまり衣類を染料で染め上げているのと同じなので、成分が残っていると言う事です。
普段の洗濯の際
● すすぎをしっかり行う事
● 衣類の詰め込みすぎに気を付ける事
こういった事に気を付ければ、余計な成分が残ってしまう危険性は減ります。
また成分の危険性についても
● 大量に飲み込まない
● 継続して肌に触れ続けさせない
などの普段の使用を大きく逸脱した使い方をしない限り、大きなトラブルを起こす可能性はほとんどないと報告されています。
柔軟剤
つまりこちらも成分を「残留」させる事で効果を得ているので、成分によっては
● 経皮毒
● 化学物質過敏症の発症
などの健康被害の恐れがあるのです。
それに加え、香料が配合されているのも危険視される一つの要因です。
香料は、鼻から直接体内に成分を取り込んでいる事になります。
ですので
● 安全性が確認されていないもの
● アレルギー発症の危険性のあるもの
これらのものが使用されていても、購入前に確認することができません。
洗濯洗剤さらさの成分をチェック!
先ほどのチェックポイントに照らし合わせて確認してみましょう。
界面活性剤
洗濯洗剤さらさの界面活性剤には
● アルキルエーテル硫酸エステル塩
● ポリオキシエチレンアルキルエーテル
● 純石けん分(脂肪酸塩)
● LAS
が使用されています。
特に「ポリオキシエチレンアルキルエーテル」「LAS」の二種類は、特定の条件下の元
● 皮膚から微量に吸収される
と言った研究結果が報告されています。
しかし
と結論付けられているので、むやみに不安視する必要はありません。
しかし合成界面活性剤の歴史は浅く、蓄積された結果どんな影響が出るかはまだ分かりません。
蛍光増白剤
その他にも「漂白剤」「着色料」が無添加です。
無添加と言うと、添加物が何も入っていないように感じますが、こちらも基準はなく
● 一切の添加物が入っていない
● 数ある添加物のうち、一種類でも添加されていない
柔軟剤
しかし香料が配合されています。
先ほどご説明したように詳しい成分表示の義務がないため、どんな成分の香料は分かりませんでした。
洗濯洗剤さらさは赤ちゃんの肌に合うの?
ではこれらの事を含めて、洗濯洗剤さらさは赤ちゃんの肌に合うのか検証してみましょう!
まず成分としては
● 界面活性剤に一部不安な成分
● 香料が使用
と言った部分がやや不安ではあります。
しかし
● 蛍光増白剤・漂白剤・着色料が無添加
● 医師監修のもと肌テスト済み
と言う嬉しいポイントもあります。
洗濯洗剤さらさのまとめ
● 過去に合成洗剤でトラブルを起こした事がある
● 特定の香料にアレルギー反応を起こした事がある
まとめ
今回「洗濯洗剤さらさは赤ちゃんの肌に合うの?」についてご紹介しましたが、全ての方にトラブルを起こす可能性がないわけではない事がお分かりいただけたと思います。



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