クリーニングに出した後、洋服にビニールに入って返ってきますが、皆さんはそのビニールをどうしていますか?外さない方もいるでしょうし、外す方もいると思います。
今回この宅配クリーニングした後の洋服カバーは外さない?についてご紹介したいと思います。
宅配クリーニングした後の洋服カバーは外さない?
クリーニングが完了した後に洋服を渡してもらいますが、その時に洋服をカバーするためにビニール袋に入って返ってきます。
その時にクリーニング店によっては「ビニール袋を外してください」と言われる所もありますがこの理由はなぜなのでしょうか?
そもそも、ビニール袋をつけたままの状態にすると衣類が変色することがあると言われているからなのです。
なぜ衣類が変色するのか?
洋服が変色するのはまれなのですが、ビニールには、作られるときに配合されている「酸化防止剤」があります。
この「酸化防止剤」がビニールに含まれることで変色や劣化を防ぐ役割があります。しかし、このことが原因で洋服が変色することはありません。
ではなぜ変色するのかというと、「酸化窒素ガス」が原因と言われているのです。
「酸化窒素ガス」
自宅にある石油ストーブや石油ファンヒーターなどから発生する窒素酸化物のガス、これが酸化窒素ガスと言われます。
この酸化窒素ガスが、洋服についているビニール袋を外さなかったことにより、その中に酸化窒素ガスが入ってしまい、ビニールに含まれる酸化防止剤と反応して洋服が変色してしまうのです。
ただ、近くに石油ストーブや石油ファンヒーターなどがない場合は大丈夫かもしれませんが、不安な方は外しておいたほうが無難かもしれません。
ビニールをしてることでいいこともある
ただ、ビニールをしていることでいい面もあります。ビニールがついていることでほこりをかぶることはありませんし、また衣類同士がかなさりにくくなるのでしわになることを防いでくれます。
このようにどちらがいいとは言えませんが、どちらにもメリットデメリットがあるのです。
保管する際に1番いい方法
実は保管をするときに1番いい方法として、クリーニング後、ビニール袋は外し、ドラックストアに販売している、不織布といわれる素材で作った洋服カバーを使用するといいでしょう。
これは、細かい繊維状のものでできており、通気性がいいので、ガスがたまりにくい点があります。
またほこりもカバーできることや、湿気を防ぐこともできます。大事にしている衣類などはこういったものを使用するといいかもしれません。
まとめ
今回、宅配クリーニングした後の洋服カバーは外さないほうがいいのかという点に関して、変色したくないのであれば外したほうがいいことが分かったと思います。
また外した際は、先ほど話したように通気性のいい不織布で作ったカバーを購入し、衣類に使用したほうがいいと思います。



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